山本太郎さん2012年に衆議院議員に初当選。
2019年にはれいわ新選組を設立し代表に就任しました。
山本太郎議員は、脱原発、社会保障の充実、経済格差解消に焦点を当て政治活動を精力的に行っています。
そんな党代表の山本太郎議員ですが、資産がゼロであるとの報道が話題になっています。
本当なのでしょうか?調査してみましたのでご紹介いたします。
山本太郎議員の資産ゼロ
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国会議員の山本太郎さんの資産が0円との報道は、一見すると驚きの内容です。
一般の会社員と比較して、議員は比較的高い収入があるとされるため、この報道には驚いた方も多いはず。
各党の党首クラスの資産は、
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220411/k10013576391000.html
自民党総裁の岸田総理大臣が4983万円、
立憲民主党の泉代表が585万円、
日本維新の会の馬場共同代表が588万円、
国民民主党の玉木代表は資産が「ゼロ」、
共産党の志位委員長が1146万円、
れいわ新選組の山本代表は資産が「ゼロ」となっています。
山本太郎議員の資産がゼロってどういうことなのでしょうか?
山本太郎議員の資産ゼロはなぜ?
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山本太郎議員の「資産ゼロ」報告は、国会議員の資産公開制度の特性に起因します。
この制度では、土地、建物、特定の預貯金、有価証券、価値のある物品などが資産報告の対象となります。
しかし、普通預金や現金は含まれません。
「資産公開では議員の所有している定期預金や土地、建物などで金額表示できる資産が公開されます。ただ預金は、普通預金や当座預金は除外なんです。それに大臣以外の議員は、議員本人だけが対象に。配偶者や子供といった家族に報告義務はありません。
引用:https://jisin.jp/domestic/2090359/引用:
ですから、相当なお金を持っていても普通預金として預けていたり、家族名義のものだったりすると“資産ゼロ”となるんです」
山本太郎議員の場合、報告対象となる資産類が実際にゼロだったということです。
これは彼が全くの無資産という意味ではなく、報告対象外の資産を保有している可能性があります。
たとえば、普通預金や現金、その他非公開の資産があるかもしれません。
山本太郎議員の経歴を考えると、俳優やタレントとしての活動で得た収入があるはずです。
したがって、資産報告の数字がゼロであることは、彼の全財産状態を示すものではないことが分かります。
このような制度の特性を理解することで、資産報告の数字だけで議員の経済状況を判断することの難しさが明らかになります。
山本太郎議員の現在の年収や実家がお金持ちって本当?
山本太郎議員の現在の年収は?
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山本太郎参議院議員の年収に関しては、直接的な数値は明らかにされていませんが、一般的な情報をもとに推測することができます。
日本の国会議員(衆議院議員および参議院議員)の基本的な歳費(給与)は共通です。
2022年7月まで2割削減されていた議員歳費が同年8月から満額支給されることになりました。
この満額支給の月額は129万4千円です。
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これを基に計算すると、年間での議員歳費は次のようになります:
月額129万4千円 × 12ヶ月 = 約1552万8千円
さらに、議員には別途、調査研究広報滞在費として毎月100万円が非課税で支給されています。
これを年間で考慮すると、合計の年収は次のようになります:
基本歳費(年間): 約1552万8千円
調査研究広報滞在費(年間): 1200万円
合計: 約2752万8千円
したがって、山本太郎参議院議員の基本的な年収は約2752万8千円になると推測できます。
ただし、これは基本的な年収であり、山本太郎議員はこの他にも収入源がある場合があります。
山本太郎議員の実家がお金持ち?
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山本太郎議員の実家は、兵庫県宝塚市の高級住宅街に位置しており、彼の母親はペルシャ絨毯の輸入事業を成功させた社長として知られています。
ペルシャ絨毯の輸入業で生計を立て、山本とふたりの姉の2女1男を女手ひとつで育て上げた母・乃布子さん(66才)は、エネルギッシュで豪快な性格だった。
(引用:https://www.news-postseven.com/archives/20120312_93686.html)
この裕福な背景は、山本太郎議員が通っていた箕面自由学園のような一貫教育校に進学できた事実からも窺えます。
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ちなみに箕面自由学園(小学校)の初年の納入金は役93万だそうです。
公立小学校の授業料は無料ですので、裕福な家庭である可能性は高そうです。
しかし、山本太郎議員が育ったのは母子家庭。
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父親を1歳で亡くしたにも関わらず、経済的に恵まれた環境が提供されていました。
母親がどれだけ努力されたのか頭が下がりますね。
その母親は、教育に熱心であり、フィリピンの貧しい子供たちを支援するボランティア活動にも積極的に関わっていたため、山本太郎氏自身も子供の頃から海外でのボランティア活動に参加していました。
山本太郎議員のプロフィール
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山本太郎議員は1972年生まれの日本の政治家で、以前は俳優・タレントとして活動していました。
山本太郎議員は2012年の衆議院選挙で初当選し、政界に入りました。
その後、2019年にれいわ新選組を設立し、代表に就任。
社会保障の強化、脱原発、経済格差の解消などを訴えています。