小田凱人(けんと)選手がウィンブルドンで優勝した時の英語スピーチが注目されています。
小田凱人(けんと)選手の流暢で、堂々としたインタビューはその場にいた観客やTVを見た人から賞賛されました。
しかし、小田凱人選手は海外生活や、英会話スクールへ通ったことはないとのこと。
その流暢な英語スピーチが話せる理由は、なんなのでしょうか?
そこで今回は
・流暢な英語スピーチ動画
・英語スピーチが流暢な理由
・英語の学習法
についてご紹介いたします。
小田凱人の優勝インタビュー動画をご紹介!
まずは、小田凱人選手がウィンブルドンで優勝した時のスピーチをご覧ください。
小田凱人選手がウィンブルドンで優勝したのは、2023年7月16日。17歳でした。
以下、文字起こしです。
(質問者)
foreign it’s hard to imagine you’re actually still only 17. tell us about how special this moment is for you in your young career
「あなたがまだ17歳だとは思えないほどです。この特別な瞬間があなたの若いキャリアにとってどのようなものであるか、教えてください。」
(小田凱人)
um you know this stage I’m so amazing because this was um I didn’t expect that these are amazing supports and uh this uh these codes so I’m feeling like a living in a dream so I’m so happy yeah
「このステージは本当に素晴らしいです。これほどの素晴らしいサポートと、これらのコートには驚きました。まるで夢を生きているような感じです。だからとても幸せです。」
(質問者)
both yourself and Alfie were involved in that incredible final here on number one court yesterday how easy or hard was it to pick yourself up and get yourself ready again today
「あなた自身とアルフィーは、昨日のナンバーワンコートでの素晴らしい決勝に参加しました。今日再び自分を立て直し、準備するのは簡単でしたか、それとも難しかったですか?」
(小田凱人)
um yeah honestly I want to thanks for happy and uh this supporting so it was not easy to bring like this situation against uh home countries players but uh it’s one of the so strong player and then I play a lot of time this year and then last year so um always thinking a lot of things against him so I really have to playing uh with him so um actually I’m still 17 so I wish I want to open the champagne but I couldn’t so I hope to drink Sparkling Water with a team so yeah
「正直に言うと、アルフィーとこのサポートに感謝したいです。自国の選手に対してこのような状況でプレーするのは簡単ではありませんでしたが、彼はとても強い選手で、今年と去年に何度も対戦しました。だから彼に対してはいつも色々なことを考えています。彼とプレーするのは本当に大変です。実際、私はまだ17歳なので、シャンパンを開けたいと思っていますが、できません。だからチームと一緒にスパークリングウォーターを飲みたいと思っています。」
(質問者)
well we hope that you enjoy a nice soft drink maybe a water congratulations and sell congratulations
「それでは、あなたが美味しいソフトドリンク、たとえば水を楽しむことを願っています。おめでとうございます、そしてお祝いを。」
(小田凱人)
thank you so much
「ありがとうございます。」
流暢で堂々としたスピーチは17歳とは思えないほど。
SNS上でも小田凱人選手のインタビューに注目が集まっていました。
小田凱人が英語スピーチが流暢なのはなぜ?
先輩のアドバイスから始まった英語学習
小田凱人選手の英語力は、テニスの先輩からのアドバイスをきっかけに始まった英語学習の結果です。
小田凱人選手はもともと勉強は苦手だったそうですが、テニスの先輩から「英語だけはやっておいたほうがいい」というアドバイスを受け、英語の勉強に励んだそうです。
本人に聞くと、勉強は不得意。ただ、テニスの先輩から「英語はやっておけ」と諭され、「他の教科よりは真面目にやろう」という意識が芽生えた。
引用:朝日デジタル
最初は小田凱人選手は全く英語が話せなかったそうです。
「最初は全然話せなかったし、詰まることも全然あったが、10代で四大大会を経験したり、(記者会見で)話す場を設けられていることで、あまり苦に感じないようになった」
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/857765?page=2
全く話せない状態からここまでのレベルになるには、かなり努力をされたのでしょうね。
プロスポーツの舞台は世界であり、特にテニスは国際的なスポーツ。
小田凱人選手の英語力は、世界のトップ選手として活躍するための重要な武器ですね。
全て独学で身につけた英語力
小田凱人選手の英語力は、全て独学で身につけたものだそうです。
小田凱人選手は、外国で暮らした経験もなければ英会話スクールに通ったこともないとのこと。
愛知県一宮市出身の小田に、外国で暮らした経験はない。「英会話スクールに通ったこともありません」。13歳で米フロリダ州にテニス留学して以来、練習拠点が変わらない錦織圭とは、育った環境が違う。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASR6V5Q04R6QULZU001.html
独学で、あのスピーチと貫禄。めっちゃすごいですね。
小田選手は全仏オープンで初優勝した時のスピーチが17歳の高校生のスピーチとは思えないほどで、堂々と決勝での対戦相手に敬意を表し、ギャラリーへの感謝や記者会見での英語での対応などが素晴らしかったと注目されていました。
世間の声
Twitterの声を一部ご紹介。
小田凱人選手🎾、英語流暢過ぎてビビッた😳テニスの腕だけじゃなく、凄いなぁ…#シューイチ
— なぽりたん (@naporitan94) July 22, 2023
小田凱人選手、17歳と思えない落ち着いたインタビューだわ。凄いな。#ウィンブルドン #車いすテニス
— もっちゃん (@snowmocchan) July 16, 2023
車椅子テニス、一宮出身の小田凱人選手が全仏オープンに続き、ウインブルドンでも優勝したよ! 17歳とは思えないメンタル。インタビューも英語でするなんて素敵過ぎ! 全米オープンが待ち遠しい!!
— ponyo (@ponyo64) July 16, 2023
小田凱人選手の成績とその人間性に対する賞賛が溢れていますね。
小田凱人選手の英語の流暢さに驚く声、17歳とは思えないほどの落ち着きとメンタルの強さに感心する声、そして彼の連続優勝に対する期待感が伝わってきます。
次では、小田凱人選手の英語学習方法についてご紹介いたします。
小田凱人・英語の学習方法
YouTube学習方法
小田凱人選手はYouTubeを英会話の学習に活用しているそうです。
具体的には、YouTubeの動画を参考に英語の表現力とリスニング力を磨いてきたとのことです。
発音もうまい。その理由を尋ねると「なんでですかね。洋楽は聴きますけど」。試合で入場するときに聴く音楽は洋楽の定番と決めている。英語の歌詞を調べ、自分がめざす姿と重なった。「ヒーローになれる」「金を取れる」「チャンピオンになれる」。歌を口ずさみ、自己暗示をかける。聴いて、歌う。その習慣が自然なアクセントやイントネーションにつながったのか。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASR6V5Q04R6QULZU001.html
特に、アイルランド出身のスリーピース・バンド、The Script の『Hall of Fame』という曲を試合に入場する時の曲に決めていると述べています。
自分が好きな曲、気に入ってる曲なら、音楽にノリながら耳から入ってくる英語をスムーズにインプットできそうですよね。
SNSでアウトプット
インプットした英語力は、小田選手自身のSNSで英語を使用して発信しアウトプットしているそうです。
海外ツアーを転戦しているので、英語で書くようにしていますね。フランス語やスペイン語は翻訳ソフトを使って。
海外の選手が日本語で書いてくれたらうれしいなと思っているのでトライしています。
英会話は成長したかなと思うけど、グランドスラム(のスピーチ)で話せるかって言われると……、緊張しちゃいます(笑)。
引用:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/para_sports/2022/09/01/16_1/index_2.php
小田凱人選手が自身のSNSで英語を使用し、学んだ英語をアウトプットするという方法は、実践的なスキルとして身につけるためにすごく理にかなった方法ですよね。
これは、学んだことを実際に使うことの大切さを改めて教えれられた気がします。
自分には耳がいたい話です。
実際に小田凱人選手が投稿された内容はこちらです。
wimbledon champion👑
thanks for big support out there today🔥l made another dream!
Love you grass court @wimbledon 😉自分に感心したのは人生初めて。
おめでとう自分!愛してるぜ❤️🔥今回も沢山の応援ありがとうございました🙌
📸David ITF#Dreamer pic.twitter.com/fHYqnNrwme
— Tokito oda 小田凱人 (@OdaTokito) July 16, 2023
これらの方法を通じて、小田選手は自分に合ったやり方を見つけて英語力を鍛えてきたようです。
まとめ
小田凱人選手の英語力は、彼自身の努力と独自の学習法によるもので、その成果は本当に感動的でしたね。
また、小田凱人選手が自身のSNSで英語を使用し、学んだ英語をアウトプットするという方法は、グローバルな学習方法として注目されそうですね。
英語力は海外での生活経験や英会話スクールに通った経験はなく、全て自身の努力によるもので、その努力がどれほど大きな成果をもたらすか勇気をもらった気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。