松本人志さんの女性問題が、シンガポールや海外でも報道され始めています。
海外(シンガポール)ではどのように報道されているのでしょうか?
今回は、シンガポールで報道された内容をご紹介したいと思います。
松本人志の女性問題がシンガポールで報道!
シンガポール最大規模の新聞『The Straits Times』は12月28日付で
『Japanese comedian Hitoshi Matsumoto denies sexual assault allegations』
(コメディアンの松本人志、性的暴行疑惑を否定)と題して報道。
シンガポールにおける松本氏の事件への反応は、性的暴行の疑惑とエンターテインメント業界内の権力構造に関する国際的な関心を示しており、このような告発が世界的な影響を持つことを浮き彫りにしています。
その内容は以下の通りです。
TOKYO – One of Japan’s most popular comedians has denied sexual assault allegations published in a prominent magazine on Dec 27, his talent agency said, adding it was considering legal action.
(東京 – 日本で最も人気のあるお笑い芸人の一人が、12月27日発売の有名雑誌に掲載された性的暴行疑惑を否定したと、彼の所属タレント事務所が発表した。)
There are “no facts whatsoever” in accusations published by weekly Shukan Bunshun against comedian and television presenter Hitoshi Matsumoto, said his talent agency, Yoshimoto Kogyo, in a statement.
(週刊文春に掲載された、お笑いタレントでテレビ司会者の松本人志に対する告発は「事実無根」であると、彼の所属事務所である吉本興業は声明で述べた。)
The Bunshun report quoted two women as alleging that Matsumoto, now 60, forced them into sexual activities at private parties at an upscale Tokyo hotel in 2015.
(文春の報道では、現在60歳の松本人志が2015年に東京の高級ホテルで開かれたプライベートパーティーで性行為を強要されたとする2人の女性の証言を引用している。)
Among the claims, one woman alleged forced oral sex and the other said she was forcibly kissed.
(その中で、1人の女性はオーラル◯クスを強要されたと主張し、もう1人は無理やりキスをされたと述べている。)
The article “seriously degrades the social reputation of (Matsumoto)”, his agency said.
(この記事は「(松本の)社会的評価を著しく低下させる」と所属事務所はコメント。)
The firm will lodge a resolute protest against Bunshun, including over the way it “persistently questioned and filmed” the comedian in the lead-up to the report’s publication.
(事務所側は文春に対し、報道が出るまでの芸人への「執拗な取材・撮影」のやり方も含め、断固抗議するとしている。)
When contacted by AFP, Yoshimoto Kogyo’s public relations office declined to comment any further.
(AFP通信の取材に対し、吉本興業の広報はコメントを避けた。)
Matsumoto is half of the comedy duo known as Downtown, a household name in Japan.
(松本はダウンタウンとして知られるお笑いコンビの一人である。)
Bunshun was one of the first publications to report, as long ago as in 1999, on a sex abuse scandal that rocked Japan’s entertainment industry earlier in 2023.
(文春は、2023年初頭に日本の芸能界を揺るがした性的虐待スキャンダルについて、1999年にも報道した最初の出版物のひとつである。)
A boy band empire formerly known as Johnny & Associates admitted in September that its late founder had sexually abused young recruits over decades, leading to an organisational shake-up.
(かつてジャニーズ・アソシエイツとして知られていたボーイズバンド帝国は9月、故創始者が数十年にわたって若い新人に性的虐待を加えていたことを認め、組織改革につながった。)
The global #MeToo movement was slow to pick up in Japan, where many victims are said to be too scared to come forward, although a handful of high-profile cases recently forced a reckoning. AFP
(世界的な「#MeToo」運動は日本では盛り上がりに欠け、被害者の多くは怖くて名乗り出られないと言われているが、最近、注目を集めたいくつかの事件が清算を余儀なくされた。時事通信)
引用:https://www.straitstimes.com/asia/east-asia/japanese-comedian-matsumoto-denies-sexual-assault-allegations?s=09
「私も。」を意味する#MeTooは、今まで沈黙されてきた問題を多くの人が公表することで、世の中を変えていこうとする動きから生まれたハッシュタグ。
その沈黙されてきた問題とは、主に性的被害を指します。この問題に目を向けてもらおうと、セクハラや性的暴行を受けてきた人たちがSNSを利用して被害を告白する運動。
松本人志の女性問題がシンガポールで報道!海外の反応は?
海外メディアは、松本人志氏の性的不品行疑惑について広く報じており、日本国内と比較しても反応に大きな違いが見られます。
シンガポール最大の英語新聞『The Straits Times』でもこの疑惑が取り上げられています。
これらの報道は、日本のエンターテインメント業界における権力構造と、言論の自由に対する影響についての議論を引き起こしています
Japan's major TV stations and newspapers appear to be covering up Hitoshi Matsumoto's suspicions of sexual misconduct, just as they did with Johnny's Kitagawa's sexual assault case.#AP #Rueters #Guardian #Asia #NYT #TIME #BBC #AFP #CNN #WSJ #MeToohttps://t.co/tWHV35hYTf
— Minerva owl (@minervaowl_fly) December 30, 2023
(和訳)
日本の主要テレビ局と新聞社は、ジャニー喜多川の性的暴行事件と同様に、松本人志の性的不品行疑惑を隠蔽しているようだ。
@ProcterGamble @suntory @smbc_midosuke @NitoriOfficial is sponsoring the TV show of comedian Hitoshi Matsumoto , who is currently in the middle of rape allegations⚠️
— (@miumi8_8) January 2, 2024
Japanese comedian Hitoshi Matsumoto denies sexual assault allegations | The Straits Timeshttps://t.co/ovb2uMRWn1
(和訳)
サントリー、三井三菱銀行、ニトリは、レイプ疑惑の渦中にあるお笑い芸人・松本人志の番組のスポンサーを務めている。
“The global #MeToo movement was slow to pick up in Japan, where many victims are said to be too scared to come forward, although a handful of high-profile cases recently forced a reckoning.”https://t.co/h0BAQG44wv
— Hachann (@YuriyuriMum) December 29, 2023
AFPBB News@afpbbcom @shukan_bunshun#HitoshiMatsumoto #MeToo
(和訳)
世界的な#MeToo¦ムーブメントは、多くの被害者が怖くて名乗り出られないと言われる日本では、なかなか盛り上がらなかった。” “しかし、最近、注目を集めたいくつかの事件が、清算を余儀なくされた。
吉本興業は松本人志の女性問題を全面否定
一方で、日本国内では、吉本興業が松本氏の性的不品行疑惑に関する報道を全面的に否定しています。
週刊文春は、松本人志さんが2015年にホテルで行った飲み会に出席した女性等の証言を基に、松本さんやスピードワゴン・小沢一敬さん等の性加害疑惑を報じ、所属事務所『吉本興業』は報道内容は事実無根として、法的措置を講じることも検討予定との声明を発表しました。
ネット上では、松本人志さんを擁護する声も少なくなく、一部のスポンサーが番組のCM放送を取り止めるなど、慎重な対応を見せています。
また、松本人志さんは過去にも女性問題で週刊誌に取り上げられており、これが現在の疑惑に対する世論の反応に影響を与えている可能性があります。
まとめ
松本人志氏の性的不品行疑惑に対する日本国内と海外の反応には大きな違いがあり、日本では吉本興業が強く否定する一方、海外ではより広範囲に報道され、様々な憶測や議論が巻き起こっています。
これらの情報から、エンターテインメント業界の権力構造と、それに対する公共の反応が異なる文化的背景に基づいていることが伺えますね。