田中将大が衰えたといわれる理由は3つ!投球フォームの変更で成績不振?

  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク

東北楽天ゴールデンイーグルス所属の田中将大選手は特に注目される存在です。

かつてはメジャーリーグでも活躍していましたが、2021年に日本に復帰して以降、期待されたほどの成績は残せていません。

今回は、田中選手が不調に陥った原因について深掘りしてみたいと思います。

本記事は、YouTubeチャンネル(野球いっかん)をベースに世の中に散らばっている情報をまとめて構成しています。

目次
スポンサーリンク

田中将大投手が凄かった!

2006年・東北楽天ゴールデンイーグルス入団(当時)

田中将大選手は、2006年の高校生ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスに入団し、その才能を早くから発揮しました。

デビュー年からローテーションに定着し、11勝を挙げて新人王に輝きました。

特に印象的だったのは2013年のシーズンで、28登板27先発で24勝1敗、防御率1.27という驚異的な成績を残しました。

2013年・24勝達成

この年には、球団初の優勝と日本一にも大いに貢献。

その後、メジャーリーグに挑戦.

ヤンキース時代

ニューヨークヤンキースで2014年から2019年までの6年連続で2桁勝利を記録するなど、安定した活躍を見せました。

スポンサーリンク

田中将大投手が衰えた?

田中将大選手が楽天イーグルスに復帰してからの2年間の成績を簡単に振り返ってみましょう。

2021年:23試合 防御率3.01 155.2/3回 4勝9敗 QS率73.9%
2022年:25試合 防御率3.31 163.0回 9勝12敗 QS率60.0%

  QS(クオリティ・スタート)・・・野球における投手の成績評価項目の1つ。 先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑えた時に記録されます。

これらの数字を見ると、”スーパースター・田中将大”としての高い期待に応えるような勝ち星の積み重ねは見られません。

特に2021年のわずか4勝は、多くのファンや専門家を驚かせました。

勝ち星が少ないという事実は、田中将大投手だけでなく、チーム全体の問題とも言えるかもしれませんが、期待されていた大いなる成績とは程遠い結果に、多くの人々が驚きと失望を感じているのは確かです。

田中将大投手が結果を残せなくなってきた(衰えた)といわれる理由は3つといわれています。

それぞれ見ていきましょう

スポンサーリンク

年齢による衰え

田中将大選手は現在34歳という年齢に達しています。スポーツ選手、特にプロ野球のピッチャーにとって、この年齢は一つの分岐点とも言える時期です。

一般的に、30代後半に差し掛かると、体力やスタミナ、そして反射神経などがピークを過ぎるケースが多く見られます。

この年齢による衰えとして、挙げられているのが田中将大投手の速球の平均球速です。

データによれば、彼の速球の平均球速は数年前に比べて若干落ちているとされています。

2013年:平均147km 最高156km
2022年:平均146km 最高154km

引用:http://xdomain3pk.html.xdomain.jp/hke.html

ん・・・・

意外にも全盛期のころと比較しても大きな球速低下がないことがわかりますね。

しかし、この球速の低下が、ストライクゾーン内での威圧感を失わせていると分析されています。

つまり、バッターが速球に対してより自信を持ち、攻撃的なスイングをする機会が増えているのです。

さらに、この球速の低下は他のピッチにも影響を与えています。

例えば、速球と変化球のスピード差が小さくなることで、バッターがタイミングを合わせやすくなっています。

また、以前のように速球でバッターを抑えられなくなると、他のピッチにもプレッシャーがかかり、それが制球やコマンドにも悪影響を与える可能性があります。

このように、年齢による衰えは単に「体力が落ちる」という表面的な問題だけでなく、ピッチング全体に多角的な影響を与えていると言えるでしょう。

投球フォームの改良失敗

田中将大選手は、2023年の春季キャンプにおいて、自身の投球フォームの大幅な改良に挑戦しました。

オフから新フォームの改造に着手。この日は最速145キロもマーク。

引用:https://hochi.news/articles/20230208-OHT1T51129.html?page=1

この改良の背景には、過去のシーズンで見られた制球力の低下と、それによる不安定なピッチングを改善するという明確な目的がありました。

具体的には、リリースポイントの安定化や腕の振り角度の調整など、多角的なアプローチが試みられました。

しかし、残念ながら現状ではこの改良が成功しているとは言えません。

シーズンが進むにつれて、制球が乱れる場面が増えています。

特に、ストライクゾーン内での精度が低く、バッターに有利なカウントが多くなっているのが問題とされています。

この結果、バッターが自分の得意なゾーンでスイングできる機会が増え、それがヒットやホームランといった失点に直結しています。

さらに、制球が乱れることで、田中選手自身も追い込まれる場面が多くなり、その結果としてストレスが溜まり、さらに制球が悪化するという悪循環に陥っている可能性も考えられます。

このような状況が続けば、田中選手がかつてのような安定したピッチングを取り戻すことは難しくなるでしょう。

日本野球・全体のレベルアップ

田中選手がメジャーリーグで活躍していた間に、日本野球界のバッターもまた進化しています。

特に若手バッターたちは高速球に対する対応力が向上しており、田中選手のかつての武器であった速球が、今ではそれほど効果的ではないと考えられています。

これらの要因が複合的に影響して、田中選手は期待されたほどの成績を残せていない状況です。

それでも、選手自身がどのようにこれらの問題に対処し、改善していくのかが今後の成績に大きく影響するでしょう。

スポンサーリンク

ファンとメディアの反応

一部のファンやスポーツライターは、田中選手の現状の成績に対して厳しい評価をしており、「もはやプロ野球選手としては限界」といった声も聞かれます。

ファンの声を見てみましょう。

一方で、田中選手がこれまでに積み上げてきた実績を評価する声も多く、特に防御率が3点台であること、ローテーションを守り抜いていることなどが評価されています。

このような状況の中で、田中選手自身がどのように反応し、今後どう挽回していくのかが注目されています。

まとめ

田中選手は依然として貴重な戦力であり、これからも挽回する機会は多くあります。

年齢が重なると衰えは避けられませんが、田中選手はまだ34歳であり、同年代で活躍している投手も多いです。

今後、どのようにして不調から脱却し、再び輝くピッチャーとなるのかに注目が集まっています。

特に、投球内容を変化球主体に大幅に変える必要があるとの指摘もあり、そのような新たな挑戦によって、田中選手が再び活躍する可能性は十分に考えられます。

来シーズンは、田中将大投手に活躍する場面を多く見られるように応援していこうと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次